日本オオカミを取り戻そう
日本において弱肉強食、食物連鎖のピラミッドの頂点はオオカミだった。
農耕民族のため、畑をあらす害獣から守ってくれる狼を称えた神社もあったほど。
ただその一番頂点がいなくなると生態系が崩れるのはあたりまえだ。
理由としてさまざまな事が言われている。
”明治維新”で生類憐みの令がなくなったので狩人が狩りをしやすくなったとか
日本脳炎や狂牛病(狂狼病)のワクチンで絶滅してしまったとか
キリスト宣教師の教えから狼が悪者にされ絶滅を余儀なくされたのかとか
ただ私はシンプルに自然ではなく楽を選び、狼を悪者にして狩りを楽しんで殺した結果だと思っている。
その結果。
猪、うさぎ、熊、鹿などが増え、歳月をかけて作った農業の作物が食べられてしまう。
鹿などは草木を根っこから食べるため狼がいた頃から比べると3分の1の森林がなくなってしまった。
悲しい事に日本だけではなく神として草原を守ってくれるシンボルとしてオオカミトーテムと崇めていたモンゴルの遊牧民族もその流れには逆らえなかった。
国としての政策で狼を悪者にして狼を狩り、農業を推し進めた結果。。草原のほとんどが砂漠になってしまったのだ。
何万年何千年と守ってきたものを壊すのは一瞬であり、それを元に戻すのは非常に難しい。
ただ先に絶滅しかけていたアメリカでは1970年に保護活動をはじめ、カナダから保護したオオカミをイエローストーン公園にはなして1994~1995年頃には見事に復活を遂げている。
悪い事ばかりではなく先駆者もいるので良い事もマネできるように願っています。
本当に怖いのは狼ではない。人間である。
※参考文献:神なるオオカミ 上、下巻
※参考文献:日本の森にオオカミの群れを放て―オオカミ復活プロジェクト進行中
